先日のK君のレッスン時。

 

天性の地頭のよさと独特の音感を持つ彼はあまり練習してこなくても!楽譜をろくにみなくとも(笑)なんとな〜く曲を弾けてしまう。(そこから昇華するかは別だが…😁)

幼稚園から、元日以外毎日30分、鬼母の監督のもと、練習をやらなきゃうまくならなかった私にしてみたら羨ましい限り。

 

先日のレッスン時、どういう流れからか雑談で「中学に行ったらどのくらい勉強しなきゃいけないのか」みたいな話になり、「苦手科目を作らないことだね」と私が言うと「今のところは国語とか漢字が苦手。算数はバッチリ」という彼らしいこたえ。

 

その後、発表会の曲の練習に入りましたが、なかなか両手が合わせられずに苦戦。流石に発表会の曲ともなると、普段の練習なしにはそうそう弾けるわけもなく、悔しそうに楽譜をみてだまりこんでしまいました。

 

「ピアノって、人間のあらゆる感覚を使うものなんだよ。聴覚や視覚や触覚や〜運動神経もね。で、曲に取り組むことで、それがどのくらいで完成するか見通しをたてる、練習する、自分の苦手を知る、自分をプロデュースすることを学ぶんだよ。それがいずれ受験だったり、大人になって大事な場面で力を発揮するタネみたいなもんを育ててるんだよ。」

し〜んとしている気まずさもあって、な〜んとなくそんな話をしました。彼にどれだけ伝わったかはわかりませんが…😓

 

発表会って、やっぱり試練です。

課題があって、期限があって、とんでもない緊張を伴う本番をむかえるという…。

でも、ムダに思えても、そういうことをいくらかでも積み上げていけば、おかしな方向にズレちゃうことはない…子供の頃に、そういった経験をつむことって、大事なんじゃないかと思います。

…となんだか、語っていますが、

 

👏とりあえず、みんな、頑張ってよ〜😭

ということデス!!!

 

先日「○○ちゃん、本番、間に合わんじゃん!!😱」という夢を見て、夜中飛び起きた先生の目下の願いです(笑)